 著者：大久保栄次 販売ネットワーク：Amazon.com / Amazon.co.jp   |
著者：大久保栄次 販売ネットワーク：Amazon.com / Amazon.co.jp |
| 大久保栄次著 印刷書籍・電子書籍 エーゲ海ミノア文明・ミケーネ文明の遺産 遺跡と出土品詳細データ |
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| ミケーネ文明の遺産 出土品500点 | |
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| ・サブタイトル： 精密イラスト画と共に先史文明の「美と工芸の世界」を旅する ・表記： 日本語 ・形式： e-book／Webダウンロード ⇒ PC・タブレット端末・スマートフォン ・サイズ： 605ページ（kindle画面相当） 容量567Mb ・販売： Amazonネットワーク／Amazon.co.jp |
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| 内容概要： 本書はギリシアの先史ミケーネ文明遺跡から発掘された主要出土品の「精密イラスト画＆データブック」です。 本書はミケーネ文明の最大センターであったミケーネ宮殿遺跡をメインに、ペロポネソス・アルゴス地方やメッセニア地方などの重要遺跡で発掘された「主要出土品500点」をピックアップしています。解説する出土品の90%は精密イラスト画で、残り10％は写真で公開します。 アテネ国立考古学博物館を初め、ギリシア各地の考古学博物館で展示公開されている多くの出土品を介して、特にミケーネ文明の「美と工芸の世界」へ誘います。 内容： I 「ミケーネ文明」とは？ II 金製品／金製カップ ・金製リング ・金製マスク・王冠 ・金製ネックレース・イヤリング・ヘアピン ・金製小品・シート加工品 III 銀製品 IV 半貴石・ガラスペースト・青銅製宝飾品 V 青銅製剣・武器 VI 陶器 ・初期ヘラディックEHII期〜後期ヘラディックLHI期 ・後期ヘラディックLHII期 ・後期ヘラディックLHIIIA期 ・後期ヘラディックLHIIIB期 ・後期ヘラディックLHIIIC期 VII 崇拝像 VIII フレスコ画 IX 石製印章 X 石製品 XI 線文字B粘土板 XII 象牙品 XIII 青銅製日用品 |
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| サンプル・ページ：（抜粋） ---------- アルゴス地方・ミケーネ文明・ミケーネ宮殿遺跡 位置：首都アテネ〜西南西90km アルゴス市街地〜北北東11km GPS：37°43'49.50''N 22°45'23''E／標高240m  遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・宮殿区域・王の居室コンプレックスKing’s Room Complex （現在 立入禁止区域） 状態：宮殿建築様式・「メガロン形式Megaron Complex」＝三部屋続きの構成 ・控えの間Portico/Waiting Room ・前の間Antechamber ・王の居室メガロンThrone Room＆「聖なる炉Sacred Hearth」 年代：建造MHIII期〜（改築LHIIIA期）〜崩壊LHIIIB期 紀元前1600年〜（前1400年）〜前1200年 ・「聖なる炉」＝建造LMHIIIB1期・紀元前1300年〜前1250年 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 撮影：1982年 ギリシア本土ミケーネ文明の本拠地は、供給地エジプト（生産地＝Nubia王国 エジプト南部〜スーダン）やバルカン地方から膨大な量の金を輸入、後に紀元前8世紀の「盲目の吟遊詩人」とされる叙事詩作家 ホメーロスHomerが言う、「黄金に富むミケーネMycenae Rich in Gold」、ペロポネソス・アルゴス地方のミケーネ宮殿であった。 1876年、「宝探しの考古学者」とも言われたドイツ人実業家シュリーマンJ.H. Schliemannによる、ミケーネ宮殿区域・円形墳墓Aの発掘で出土した《アガメムノンの金製マスクGold Mask of Agamemnon》の例を見るように、ミケーネ文明では「金 Gold」は統治者の最もたる象徴でもあった。 ミケーネ宮殿遺跡とその周辺遺跡からの宝飾品の出土、特に金製品Gold Jewelry Goodsでは、その素材の貴重性や作品に表現された様式やモチーフからして、その所有者は宮殿に居住した王家・親族、貴族階級など極めて尊貴な人達であったと断定できる。しかも、その出土スポットは宮殿や邸宅遺跡からはやや少なく、現在までの所、そのほとんどは金製品の所有者であった尊貴な人達が埋葬された、宮殿に近接した墳墓遺跡の発掘によりもたらされている。 II-1-01 金製ゴブレット杯  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴IV墓 表現：金製ゴブレット杯、押しつぶれた状態で出土〜やや復元 ・側面胴部＝ロゼッタ紋様の打出し加工、ハンドル＆フット部＝造粒装飾 年代：LHI期・紀元前1550年頃 展示：NAM・登録番号351 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 参考・関連：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A ギリシア西部、現在、UNESCO 世界遺産に登録されているペロポネソス･アルゴス地方のミケーネ宮殿遺跡の城壁の“内部”で、ドイツ人実業家シュリーマンJ.H. Schliemannは、1876年、最大外周径27.5mの二重の石板サークルで囲まれた紀元前16世紀に遡る、「円形墳墓Ａ／Grave Circle A」と呼ばれる大型の墳墓（墓地）を発見した。ミケーネ宮殿遺跡の円形墳墓Aは、ミケーネ宮殿区域の主城門となるライオン門Lion Gateを入り、宮殿内部の直ぐ右側に位置している。 墳墓の構造面で言えば、建造時、巨石を石組みするサイクロプス様式Cyclops-styleの堅固な城壁で囲まれたミケーネ宮殿“外部”の硬い石灰岩の岩盤を深く掘り下げ、大小6か所の竪穴墓Shaft Graveを設けた円形墳墓Ａは、その地表でサークル状の二重の石板が周囲を取り囲む構成であった。石板サークルは真円ではなく、わずかに歪（いびつ）なほぼ円形を描き、外側サークルの最大外周径は約27.5m、内側サークルの内周径は約25mである。 円形墳墓Aに埋葬されていた遺体は、大人の男性8人と女性9人、そして二人の子供を合わせ合計19体が確認されている。被葬者達は間違いなくおおよそ3,600年〜3,500年前のミケーネ宮殿に住んだ王家のニ代、または三代、あるいは王の兄弟など王族・親族と推定されている。  遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓Aを囲む二重の石板サークル 状態：サークル内の西半分（写真 左側）＝6基の竪穴墓／東半分（右側）＝岩盤 ・中央左＝最大級竪穴IV墓 ・中央右＝竪穴I墓 ・右上端＝竪穴VI墓（一部分見える） 年代：MHIII期〜LHI期・紀元前1625年〜前1500年 現地：ペロポネソス・アルゴス地方／アルゴス市街地〜北北東11km 撮影：1982年 GPS：37°43'49.50''N 22°45'23''E／標高240m  遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A周辺 プラン図 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 作図：大久保栄次 II-1-08 ヴァフィオ型金製カップ  出土遺跡：ヴァフィオ遺跡Vaphio・「王家のトロス式墳墓Royal Tholos Tomb」 表現：ヴァフィオ型金製カップ（ヴァフィオ型の基本形状） ・走り回る雄牛とロープで取り押さえる若者の「動的」なシーンの打出し加工 年代：LHIIA期・紀元前1500年〜前1450年 展示：NAM・登録番号1758／口縁部径D108mm 現地：ペロポネソス・ラコニア地方 撮影：1982年 参考・関連：ヴァフィオ遺跡Vaphio・「王家のトロス式墳墓」  遺跡：ヴァフィオ遺跡・「王家のトロス式墳墓」（1982年時点） 状態：ミケーネ様式トロス式墳墓Mycenaean style Tholos Tomb ・天井部崩壊 ・トロス部内径＝約10m ・残存壁面高さ＝最大1.6m ・中央 石材間＝埋葬ピット位置 年代：LHIIA期・紀元前1500年〜前1450年 現地：ペロポネソス・ラコニア地方／スパルタ市街地〜南南東7km 描画：大久保栄次 GPS：37°01'13''N 22°28'04''E／標高195m ミケーネ文明では出土点数は決して多くはないが、金製リングの多くを占める金製シグネットリング（Gold Signet Ring 印台リング）のモチーフにミケーネ文明の独特な特徴、例えば「好戦的なミケーネ人」を強調するような表現の例もあるが、多くの作品は先行したクレタ島ミノア文明の影響を受けたと考えられ、楕円形（オーバル形状）のわずかに凸状のリング印面には、インタリオ彫り（凹彫り）表現の宗教観や崇拝思想が色濃く反映されている。 特にミノア文明からの表現モチーフの継承・模倣と言える女神や神殿・聖所の彫刻は顕著であり、力の象徴たる雄牛角Ｕ型オブジェが飾られた聖なる場所には、決まって枝葉を延ばした湾曲の聖なる樹木が生え、その枝葉に触れると恩恵が授けられる意味から、女神のみならずミケーネ青年や尊貴な女性などが枝葉に手を伸ばす姿が刻まれていた。 なお、金製シグネットリングで殊更に女神など神的要素が強調的に刻まれた作品は、「神出（かみいずる）エピファニー表現Epiphany」と呼ばれている。 金製シグネットリングでは、女神が何か儀式や聖なる情景を見守る表現のモチーフ作品、あるいは女神の姿ではミノア文明発祥の特徴的な厚ぼったいスカートを履き、その周囲に花を点在させる表現も多数ある。神的なモチーフ表現では、女神のほか聖なる動物であるグリフィンGriffinやスフィンクスSphinxが好まれ、さらに強者の象徴であるライオン、あるいは身近な動物のヤギやウシの授乳シーンも複数登場する。 II-2-01 金製シグネットリング 《ミケーネ・アクロポリスの財宝》  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・宮殿区域・大傾斜路の邸宅House of the Great Ramp 《ミケーネ・アクロポリスの財宝Treasure of Acropolis Mycenae》 表現：オーバル形状・金製シグネットリング エピファニー表現：大小サイズの女神6人・聖所＆聖なる樹木・太陽＆三日月・色々な花 年代：LHIIA期・紀元前1500年〜前1450年 展示：NAM・登録番号992／L34mm・W25mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 II-2-02 金製シグネットリング  出土遺跡：ミケーネ地区・市街地区域・横穴墓Chamber Tomb 55号墓 表現：オーバル形状・金製シグネットリング ・アーム部＝造粒装飾／花を携える女神or女性三人・聖所 年代：LHII期〜LHIIIA1期・紀元前1500年〜前1375年 展示：NAM・登録番号2853／L25mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 II-2-14 金製ビーズ形式印章  出土遺跡：ネストル宮殿遺跡Nestor’s Palace・「王家の墳墓」・トロス式墳墓IV墓 表現：クッション形状・ビーズ形式の金製印章 ・羽根を広げるグリフィン・トリグリフ紋様、裏面＝菱形（網目）紋様 年代：MHIII期〜クLHIIA期・紀元前1650年〜前1450年 展示：NAM・登録番号7986／L27mm・W21mm・T6mm 現地：ペロポネソス・メッセニア地方 描画：大久保栄次 参考・関連：ネストル宮殿遺跡・「王家の墳墓」・トロス式墳墓IV墓  遺跡：ネストル宮殿遺跡・「王家の墳墓」・トロス式墳墓IV墓（1982年時点） ・ミケーネ様式トロス式墳墓、トロス部内径9.35m ・埋葬床面＝「半地下式」 ・天井部＝発掘後のコンクリート復元 年代：MHIII期〜LHIIIA期 埋葬：紀元前1650年〜紀元前1450年まで継続的に200年間 〜紀元前1350年頃まで断続的に100年間 現地：ペロポネソス・メッセニア地方／ピーロス港〜北方13km 描画：大久保栄次 GPS：37°01'38''N 21°41'42''E／標高195m II-3-01 金製デスマスク（死者マスク）  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴V墓 ・シュリーマン提唱（年代判断間違い）＝紀元前13世紀・《アガメムノンの金製マスクGold Mask of Agamemnon》 ・研究者の評価＝“アガメムノン王” より300年以上古い時代の “王” の死者マスク 表現：死者の顔を覆う金製デスマスク、打出し加工 年代：LHI期・紀元前1550年頃／展示：NAM・登録番号624／H250mm・重さ168.5g 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 撮影：1987年 II-4-10 金製ペンダント付き銀製ヘアピン  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴III墓 表現：金製ペンダントトップ付き銀製ヘアピン ・ミノア文明の女神・垂れ下がるヤシの枝葉orパピルス花 ・ペンダント＝クレタ島ミノア文明からの輸入品？ 年代：LHI期・紀元前1550年〜前1500年 展示：NAM・登録番号75／ペンダントトップW67mm・銀製ピンL215ｍｍ 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 II-5-12 金製シート装飾品  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴III墓 表現：金製シート打出し加工品 ・ヤシの枝葉・ネコ科動物（ライオン子供？）二頭が向き合うシーン 年代：LHI期・紀元前1550年〜前1500年 展示：NAM・登録番号50／L40mm・W34ｍｍ（同サイズ多数出土） 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 参考・関連：ミケーネ宮殿遺跡・ライオン門・レリーフ彫刻  遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・ライオン門 ・リンテル石上部＝頭部欠損、向き合う二頭のメスライオンのレリーフ彫刻 ・メスライオン高さ＝約90cm ・頭部オリジナル＝“金属”製（青銅？）現在 存在しない 年代：LHIIIB 期・紀元前 1250 年頃 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 撮影：1996年 III-12 銀製浅カップ  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴V墓 表現：銀製浅カップ、リングハンドル〜口縁部＝金装飾 ・連鎖する渦巻き線（or 木の葉）紋様・点描 年代：LHI期・紀元前1550年頃 展示：NAM・登録番号786-787 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 IV-05 カーネリアン・ビーズのネックレース  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴II墓 表現：カーネリアン・ビーズのネックレース 年代：MHIII期・紀元前1600年〜前1550年 展示：NAM・登録番号110 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 ミノア文明が発祥とされる、研究者の刀剣分類で「Type-A剣」がクレタ島のみならず、後期ヘラディックLHI期・紀元前1550年〜前1500年にはギリシア本土・ミケーネ文明でも流行する。 この長剣は刀身が長く、中心線に沿って盛り上がりリブ（凸）と刀身の延長部となるグリップハンドルの中身である長めの茎Tang、そしてショルダー部の角がやや丸みを帯びた仕様である。長剣でありながら、装飾剣Decorated Swordとしてグリップハンドル〜ショルダー部が金表装・金製リベット固定の高級な剣も製作された。 一方、王や王族、貴族階級など高位身分の人達の青銅製の装飾短剣Decorated Daggerも数多く造られ、発掘では柄頭が金表装〜象牙や大理石の仕様、グリップハンドル〜ショルダー部が金表装＆金製リベット固定、刀身にニエロ金属・金・エレクトラム合金を使った豪華な象嵌仕様の短剣も多数見つかっている。 V-01 金表装Hilt・青銅製の「Type-B剣」  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴V墓 表現：分類＝青銅製の「Type-B剣」、金製リベット固定 ・柄Hilt（柄頭〜グリップハンドル〜ショルダー部）＝金表装、渦巻き線・点描紋様 ・刀身＝腐食 ・鞘＝金表装・渦巻き線紋様の打出し加工 年代：LHI期・紀元前1550年頃 展示：NAM・登録番号763 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 V-04 金表装Hilt・青銅製の「Tang無・短剣」  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴V墓 表現：分類＝青銅製の「Tang無・短剣」 ・柄Hilt＝金表装、ユリ花の打出し加工 ・刀身＝ニエロ金属・エレクトラム合金のユリ花の象嵌加工 年代：LHI期・紀元前1550年 展示：NAM・登録番号764／L180ｍｍ 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 VI-2-03 宮殿様式・アンフォラ型容器  出土遺跡：ヴァフィオ遺跡Vaphio・「王家のトロス式墳墓」 表現：宮殿様式・アンフォラ型容器、「聖なる結び目」・ロゼッタ紋様・カンマ紋様・岩礁＆海草 年代：LHIIA期・紀元前1500年〜前1450年 展示：NAM／H100cm 現地：ペロポネソス・ラコニア地方／スパルタ市街地〜南南東7km 描画：大久保栄次 GPS：37°01'13''N 22°28'04''E／標高195m VI-4-01 ピクトリアル様式Pictorial style脚付きクラテール型容器  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・宮殿区域 表現：ピクトリアル様式・脚付きのクラテール型容器Stemmed-Krater、巻き貝の絵柄 年代：LHIIIB1期・紀元前1300年〜前1250年 展示：NAM・登録番号1148／H370mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 VIII-02 フレスコ画 《穀物束を持つミノアの女神》  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・宮殿区域・聖所・フレスコ画の部屋Room of the Fresco 表現：フレスコ画 《穀物束を持つミノアの女神Minoan Goddess with Sheaves of Grain》 年代：LHIIIB期・紀元前1250年頃 展示：NFAM／右人差し指〜左人差し指＝約26cm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 撮影：1982年  遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・宮殿区域・「宮殿聖所」周辺 プラン図 ・大傾斜路の邸宅House of the Great Ramp ・ミケーネ兵士の絵柄容器の邸宅House of the Mycenaean Warrior Vase ・南の邸宅（本館＆別館）House of the South, Main Building and Annex ・宮殿聖所・神殿Royal Sanctuary and Shrine ・ツーンタスの邸宅House of Tsountas 年代：聖所建造＝LHIIIB2期・紀元前1250年頃？ 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 作図：大久保栄次 IX-20 メノウ製印章  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・宮殿区域・聖所・偶像の部屋Room of the Idols 表現：円形レンズ形状・メノウ製の印章、雄牛跳び（雄牛二頭）・男性一人・樹木 年代：LHIIIB2期・紀元前1250年〜前1200年 展示：NFAM・登録番号69-813／L22mm （現 MYAM・登録番号1861） 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 X-01 金装飾・アラバスター製容器  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴V墓 表現：エジプト産＆ミノア様式・アラバスター製の容器 ・ハンドル・口縁部＝金装飾／注ぎ口＝欠損 年代：LHI期・紀元前1550年頃 展示：NAM・登録番号829／H170mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 X-04 水晶製容器（化粧具）  出土遺跡：ミケーネ地区・円形墳墓B・竪穴O墓 表現：水晶製の容器（化粧具？）注ぎ口付きアヒル形容 ・ミノア文明からの輸入品？ 年代：MHIII期・紀元前1600年頃 展示：NAM・登録番号8638／L132mm ・H＝口縁部42mm・頭部47mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 XII-02 象牙製の櫛（くし）  出土遺跡：スパタ遺跡・横穴墓 表現：象牙製の櫛（くし）／表裏面＝スフィンクス・ロゼッタ紋様のレリーフ彫刻 年代：LHIIIB期・紀元前1300年〜前1200年 展示：NAM・登録番号2044／L160ｍｍ 現地：アッティカ地方 描画：大久保栄次 ----------  |
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