 著者：大久保栄次 販売ネットワーク：Amazon.com / Amazon.co.jp   |
著者：大久保栄次 販売ネットワーク：Amazon.com / Amazon.co.jp |
| 大久保栄次著 印刷書籍・電子書籍 エーゲ海ミノア文明・ミケーネ文明の遺産 遺跡と出土品詳細データ |
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| ミノア文明＆ミケーネ文明 工芸美術を旅する 「石製印章＆粘土印影」 | |
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| ・サブタイトル： 精密イラスト画による出土品のデータ解説 ・表記： 日本語 ・形式： e-book／Webダウンロード ⇒ PC・タブレット端末・スマートフォン ・サイズ： 255ページ（kindle画面相当） 容量287Mb ・販売： Amazonネットワーク／Amazon.co.jp |
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| 内容概要： 本電子書籍は、エーゲ海の先史ミノア文明とミケーネ文明遺跡から発掘された出土品の「精密イラスト画＆データブック」です。 本電子書籍はクレタ島のクノッソス宮殿遺跡を初めミノア文明の他の遺跡、そしてギリシア本土のミケーネ宮殿遺跡を初めミケーネ文明の重要遺跡からの主要出土品の内、金製シグネットリングを含め一際優れた石製印章＆粘土印影140点、さらに遺跡写真・関連出土品80点をピックアップしています。解説する出土品の90%以上は精密イラスト画で、残りは写真で公開します。 クレタ島イラクリオン考古学博物館とアテネ国立考古学博物館を初め、ギリシア各地の考古学博物館で展示公開されている出土品の中から、特に厳選した重要な作品を介して、ミノア文明＆ミケーネ文明の「工芸美術の世界」へ誘います。 内容： I 「ミノア文明」と「ミケーネ文明」とは？ II ミノア文明とミケーネ文明の「印章」 III 石製印章 IV 動物骨・牙製印章 V 粘土印影 |
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| サンプル・ページ：（抜粋） ---------- III-1-03 アメジスト製の印章 「王」の顔  出土遺跡：ミケーネ文明・ミケーネ地区・円形墳墓B・竪穴Γ墓 表現：円形レンズ形状・アメジスト製の印章 「王」の顔 評価：ミケーネ文明の “最古レベル印章” 年代：MMIII期・紀元前1625年〜前1550年 展示：NAM・登録番号8708／縦W10mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 関連：ミケーネ文明・金製デスマスク 《アガメムノンの金製マスク》  出土遺跡：ミケーネ文明・ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴V墓 シュリーマン提唱：《アガメムノンの金製マスクGold Mask of Agamemnon》 研究者評価：“アガメムノン王” より300年以上古い時代の “王” の死者マスク 表現：死者の顔を覆うデスマスク／打出し加工 年代：LHI期・紀元前1550年 展示：NAM・登録番号624／高さH250mm・重さ168.5g 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 撮影：1987年 III-1-05 アメジスト製の印章 「剣を交えた兵士の闘い」  出土遺跡：ミケーネ文明・コウコウナーラ遺跡Kouounara・トロス式墳墓 表現：クッション形状・アメジスト製の印章／剣を交えた兵士の闘い 年代：LHI期〜LHIIIA期・紀元前1550年〜前1300年 展示：PLAM・登録番号13／横L17mm 現地：ペロポネソス・メッセニア地方 描画：大久保栄次 関連：ミケーネ文明・コウコウナーラ遺跡・トロス式墳墓  遺跡：ミケーネ文明・コウコウナーラ遺跡・トロス式墳墓・4号墓（仮番号） 状態：ミケーネ様式トロス式墳墓／トロス部〜入口を見る ・トロス部内径7m・残存壁面高さ1.2m ・埋葬床面＝半地下式 ・リンテル石 不明／通路ドロモス 破壊 年代：LHI期〜LHIIIA期・紀元前1550年〜前1300年 現地：ペロポネソス・メッセニア地方・ネストル宮殿遺跡〜南東8km 撮影：1982年 GPS：36°58'08.50''N 21°45'39''E／標高215m III-1-08 ミケーネ文明・メノウ製の印章 「グリフィン・女神・雲海」  出土遺跡：ミケーネ文明・ミケーネ地区・「クリュタイムネストラの墳墓」 表現：円形レンズ形状・メノウ製の印章 エピファニー表現：グリフィンに乗る女神・雲海 年代：LHII期〜LHIIIA期・紀元前1500年〜前1300年 展示：NAM・登録番号8718／横L27.5mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 III-2-04 ミケーネ文明・金装飾・メノウ製の印章 「グリフィン」  出土遺跡：ミケーネ文明・ミルシノコリオン遺跡Myrsinochorion・トロス式墳墓 表現：クッション形状・金装飾・メノウ製の印章／グリフィン 年代：LHIIA期〜LHIIIA1期・紀元前1500年〜前1375年 展示：NAM・登録番号8327／横L22mm 現地：ペロポネソス・メッセニア地方 描画：大久保栄次 関連：ミケーネ文明・金製シグネットリング 「グリフィン」  出土遺跡：ミケーネ文明・ミケーネ地区・市街地・横穴墓68号墓 表現：金製シグネットリング／互いに振り向くグリフィン二頭 ・アーム部＝三列の造粒装飾 年代：LHII期〜LHIIIA1期・紀元前1500年〜前1375年 展示：NAM・登録番号2970／横L30mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 III-2-07 ミケーネ文明・メノウ製の印章 「兵士ヘルメット」  出土遺跡：ミケーネ文明・ミケーネ地区・カルカーニ区域・横穴墓518墓 表現：わずかに楕円形・メノウ製の印章 ・好戦的なミケーネ兵士のイノシシ牙製ヘルメット 年代：LHI期〜LHII期・1550年〜前1400年 展示：NAM・登録番号6489ζ／縦W9mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 ミケーネ軍関係者か、比較的上位身分の家族が埋葬されていたと推定できる、カルカーニ区域・横穴墓518号墓からは多くの副葬品がもたらされた 柄Hiltが金表装と推定できる青銅製の短剣を初め、雄牛跳びを刻んだ金装飾のカーネリアン製の印章（NAM・登録番号6489ε）、兵士用ヘルメットを刻んだメノウ製の印章（NAM登録番号6489ζ）、さらに陶器ではツタ葉とロゼッタ絵柄の完成度の高い宮殿様式の水入れなどが出土した。 関連：ミケーネ文明・イノシシ牙製の「兵士ヘルメット」  出土遺跡：ミケーネ地区・カルカーニ区域・横穴墓515号墓 表現：イノシシ牙製の兵士ヘルメット 年代：LHII期〜LHIIIA1期・紀元前1500年〜前1375年 展示：NAM・登録番号6568 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 出土遺跡：ミケーネ文明・クラデオス遺跡・横穴墓 表現：イノシシ牙製の兵士ヘルメット LHIIIA期〜LHIIIB・紀元前1400年〜前1200年 展示：OLAM 現地：ペロポネソス・エリス地方／オリンピア遺跡〜北北東6km 撮影：1982年 GPS：37°41'25''N 21°39'34''E／標高135m III-3-02 ミノア文明・金装飾・ラピスラズリ印章 「ライオン＆調教師」  出土遺跡：ミノア文明・クノッソス宮殿遺跡・南の邸宅House of the South 表現：金装飾・ラピスラズリ製の印章リング／黄金の造粒技術・ライオン＆調教師 年代：LMIB期・紀元前1500年〜前1450年 展示：HAM・登録番号839／横L19mm 現地：クレタ島・中央北部 描画：大久保栄次  遺跡：クノッソス宮殿遺跡・南の邸宅House of the South 状態：床面や基礎部以外は復元・複製 現地：クレタ島・中央北部 撮影：1982年 III-3-03 ミケーネ文明・アメジスト製印章 「ライオンと勇者の闘い」  出土遺跡：ミケーネ文明・ネストル宮殿遺跡・「王家の墳墓」・トロス式墳墓IV墓 表現：アーモンド形状・アメジスト製の印章／ライオンと剣を持つ勇者の闘い 年代：MHIII期〜LHIIA期・紀元前1650年〜前1450年 展示：NAM・登録番号7983／横L28.5mm 現地：ペロポネソス・メッセニア地方 描画：大久保栄次 関連：ミケーネ文明・金製の印章 「ライオンと勇者の闘い」  出土遺跡：ミケーネ宮殿遺跡・円形墳墓A・竪穴III墓 表現：クッション形状・ビーズ形式の金製印章／ライオンと闘うミケーネ勇者 年代：LHI期・紀元前1550年〜前1500年 展示：NAM・登録番号33／横L20mm・縦W15ｍｍ・厚さＴ5mm 現地：ペロポネソス・アルゴス地方 描画：大久保栄次 現実にはあり得ない人と大型動物の格闘シーンだが、長方形の印面には余計な具象はなく、前脚を伸ばした大型のライオンと闘うミケーネ勇者の姿が刻まれている。 勇者の左手はライオンの胸付近に伸び、右手には短剣を構える。ライオンは「戦いの勝者」の象徴だが、その獰猛なライオンに果敢に挑む勇者の姿は、好戦的なミケーネ人の意識にさらに強さを付勢した表現と言える。 III-3-06 ミノア文明・カーネリアン製の印章 「牛飼い男性＆雄牛」  出土遺跡：ミノア文明・フェストス宮殿遺跡・カリヴィア共同墓地・横穴墓7号墓 表現：クッション形状・カーネリアン製の印章／牛飼い男性と雄牛 年代：LMIIIA期・紀元前1400年〜前1300年 展示：HAM・登録番号169／横L18mm 現地：クレタ島・メッサラ平野・フェストス宮殿遺跡〜東北東1.3km 描画：大久保栄次 GPS：35°03'14''N 24°49'42''E／標高60m III-4-01 ミノア文明・金表装・滑石製の印章 「イルカ」  出土遺跡：ミノア文明・パライカストロ遺跡Plaikastro 表現：滑石製の印章／金表装＝イルカの打出し加工 年代：MMIIIB期〜LMIB期・紀元前1600年〜前1450年 展示：Ashmolean Museum, U. Oxford (UK)・登録番号AN1938-963 現地：クレタ島・最東部 描画：大久保栄次 参考・関連：ミノア文明 フレスコ画 《イルカと魚》  出土遺跡：クノッソス宮殿遺跡・東翼部・王妃の間 表現：フレスコ画／小壁（上部壁面）を飾る《イルカと魚》の群れ 年代：MMIIIA期〜LMIB期・紀元前1625年〜前1450年 展示：HAM 現地：クレタ島・中央北部 撮影：1994年 クノッソス宮殿遺跡Knossos Palace・東翼部、石膏石で床面舗装された王妃の間はスペース的にはやや狭い感じだが、東側には二本円柱のベランダ形式の部屋があり、さらに東と南側には天空に開口した採光用の小さな中庭が付属されていることから、常に部屋の奥までクレタの明るい光が入っていたと想像できる。 王妃の間の壁面と角柱は、ミノア文明の最大の特徴である海洋性デザインの愛らしいイルカや魚が群れで泳ぐ様、渦巻き線や抽象的な紋様、《踊るミノア女性》などの美しいフレスコ画で装飾されていた。 IV-2-01 ミノア文明・動物脚骨製の印章 《アルカネス・文字体系》  出土遺跡：ミノア文明・アルカネス遺跡・フォウルニ共同墓地・「建物6」 ※「建物6」＝トロス式墳墓B墓・東側付属施設（納骨堂） 表現：四面プリズム型・動物の脚骨製の印章 絵文字（全14面）：《アルカネス・文字体系》・動物・植物・両刃斧・抽象紋様 年代：EMIII期〜MMIA期・紀元前2100年〜前1900年 展示：HAM・登録番号2260／19mmｘ13mmｘ長さ57mm 現地：クレタ島・中央北部 描画：大久保栄次 V-3-01 ミノア文明・粘土印影 「ライオン＆調教師」  出土遺跡：ミノア文明・クノッソス宮殿遺跡・西翼部・聖域・神殿宝庫 表現：粘土印影／従順なライオンと威厳の調教師 年代：LMIIIA1期・紀元前1375年頃 展示：HAM・登録番号383／縦W21mm 現地：クレタ島・中央北部 描画：大久保栄次 関連：ミノア文明・クノッソス宮殿遺跡・西翼部・聖域（宮殿聖所エリア）  遺跡：ミノア文明・クノッソス宮殿遺跡・西翼部・聖域 状態：一階レベル・プラン図（現在 立入禁止区域） ・正面＝三分割聖所ファサード（現在 基礎部残留） ・神殿宝庫＝宮殿の宝庫 ・大型ピトス容器の部屋＝宮殿の宝庫／小型収納ピット＆ピトス容器残留 ・支柱礼拝室＝限定人材（王・神官）立入エリア・聖なる両刃斧記号 ・祭祀関連室群＝3,375年前の宮殿大崩壊時の燃焼灰 現地：クレタ島・中央北部 作図：大久保栄次 V-5-01 ミノア文明・粘土印影 「ロゼッタ＆雲」  出土遺跡：ミノア文明・クノッソス宮殿遺跡・東翼部・貯蔵庫（東宝庫） 表現：粘土印影／三か所の《ロゼッタ＆雲？》 年代：LMIIIA1期・紀元前1375年頃 展示：HAM・登録番号342／直径D12mm 現地：クレタ島・中央北部 描画：大久保栄次 ----------  |
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