| 大久保栄次著 印刷書籍・電子書籍 エーゲ海ミノア文明・ミケーネ文明の遺産 遺跡と出土品詳細データ |
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| 工芸美術をビジュアルに堪能する! ミノア文明 厳選出土品150点 | |
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| ・サブタイトル: 3500年前の工房職人の精緻な「技」に触れる ・表記: 日本語 ・形式: e-book/Webダウンロード ⇒ PC・タブレット端末・スマートフォン ・サイズ: 175ページ(kindle画面相当) 容量338Mb ・販売: Amazonネットワーク/Amazon.co.jp |
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| 内容概要: この電子書籍は日本語表記、エーゲ海の先史ミノア文明遺跡から発掘された出土品の「精密イラスト画&データブック」であり、先史文明探求へのビジュアル的な「入門書」でもあります。 この電子書籍は紀元前1900年〜前1350年頃、クレタ島で繁栄したミノア文明の重要遺跡からの主要出土品の内、一際優れた出土品150点をピックアップして、並外れた技量の工房職人により製作された工芸品に焦点を当てて解説しています。解説する厳選出土品のほとんどは精密イラスト画で表示、出土遺跡・特徴・サイズ・製作年代・展示博物館・目録番号など個別基本情報を併記しています。 この電子書籍は、イラクリオン考古学博物館を初め、クレタ島各地の考古学博物館で展示公開されている出土品の中から、特に厳選した重要な出土品を介して、ミノア文明の「工芸美術の世界」へ誘います。 内容Content: I 「ミノア文明Minoan Civilization」とは? II 金製品Gold Products III 青銅製剣・武装・両刃斧Bronze Sword & Dagger, Soldier’s Helmet, Double Axe IV 陶器Pottery V フレスコ画Fresco VI 石製印章&粘土印影Stone Seal & Clay Imprint VII 石製品Stone Products VIII 線文字A&B・絵文字・特殊記号Linear A&B, Hieroglyph, Special Sign IX 象牙品Ivory Products X 青銅製像&日用品Bronze Figurine & Daily necessities |
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| サンプル・ページ:(抜粋) ---------- II-02 金製シグネットリング 「Gold Isopata Ring」 ![]() 出土遺跡:イソパタ遺跡・王家の墳墓・横穴墓1号墓 表現:金製シグネットリング 「Gold Isopata Ring」 エピファニー表現:女神・ヘビ・踊る女性達・スミレ花の草原 年代:LMI期・紀元前1550年〜前1450年 展示:HAM・登録番号424/L26mm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 II-04 金製シグネットリング 「雄牛跳びBull-leaping」モチーフ ![]() 出土遺跡:アルカネス近郊・横穴墓 表現:金製シグネットリング、逆立ち姿勢のミノア青年の「雄牛跳び」 年代:LMII期〜LMIIIA1期・紀元前1450年〜前1375年 展示:Ashmolean Museum, U. Oxford (UK) 登録番号AN1896-1908-AE2237/L34mm Sir Arthur John Evans 寄贈 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 クノッソス宮殿遺跡〜南方7km、アルカネス近郊Archanesの横穴墓の発掘では、Sir Arthur John Evansがミノア文明の工芸モチーフの代表格である「雄牛跳び」を写実的に刻んだ、印章タイプの金製リングを見つけている。横34mm・縦22mmの楕円形(オーバル形状)の金製リングは、かつて自身が館長を務めたEvansが、オクスフォード大学・アシュモレアン博物館Ashmolean Museum, U. Oxford (UK)へ寄贈したものである。 金製シグネットリングのやや凸状の印面には迫力ある雄牛跳びのシーン、短めの巻き毛のミノア青年が疾走する雄牛の背上で逆立ちする姿をインタリオ彫りで表現している。弓なりで腰巻姿の青年の両足は、雄牛の尾を越えて風圧で雄牛の後方へ延び、右腕は雄牛の浮き出た肋骨(あばらぼね)付近、左腕は背骨に置かれている。 表現は極めて動的なシーンでありながら、変化する動きの一瞬を切り取って刻んだ素晴らしい作品である。その製作は新宮殿時代の後期、後期ミノア文明LMII期〜LMIIIA1期・紀元前1450年〜前1375年とされている。 II-10 金製ペンダント 「Gold Bee Pendant」 ![]() 出土遺跡:マーリア遺跡・クリィソラッコス共同墓地 表現:金製ペンダント・「Gold Bee Pendant」 黄金の造粒技術の最高傑作品・向かい合う二匹のミツバチ 年代:MMIIA期・紀元前1800年〜前1700年 展示:HAM・登録番号559/H46mm 現地:クレタ島・中央北部/イラクリオン市街地〜東方35km 描画:大久保栄次 II-13 金製宝飾品 ラピスラズリ製リング 「ライオン&調教師」 ![]() 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・南の邸宅House of the South 表現:金装飾・ラピスラズリ製のリング、黄金の造粒技術・ライオン&調教師 年代:LMIB期・紀元前1500年〜前1450年 展示:HAM・登録番号839/L19mm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 III-04 青銅製両刃斧Bronze Double Axe 「祭祀用・大型サイズ」 ![]() 出土遺跡:ニロウ・カーニ遺跡・邸宅遺構House of Nirou Khani・南区画・聖所 表現:青銅製・大型の両刃斧 年代:MMIIIA期〜LMIB期・紀元前1625年〜前1450年 展示:HAM/最大横幅L120cm 現地:クレタ島・中央北部/イラクリオン市街地〜東方11km 描画:大久保栄次 GPS:35°19’51.50’’N 25°15’03’’E/標高5m イラクリオン〜東方11km、北海岸に残るニロウ・カーニ邸宅遺跡Nirou Khani、舗装された東中庭の西側、二本円柱の奥が石膏表装の床面&石膏石の壁面・腰壁パネル施工の主玄関である。さらに西側の三本角柱を抜けると邸宅の中心的なスポット、石膏石の舗装&腰壁パネル施工の広間となる。 舗装広間〜南区画への連結ドアー口の直ぐ南側の通路から石製ランプが発見された。通路の西脇には階上への階段があり、邸宅は間違いなく二階建てであった。 通路の東側、石灰岩の床面の部屋が南区画で最も重要な場所、その隣の部屋からミノア文明の最も神聖な崇拝シンボル、最大横幅120cm、青銅製の両刃斧が見つかっている。祭祀用の大型両刃斧の存在は、南区画が「聖所」の可能性も含めた「神聖なる場所」であったことを連想させる。 IV-13 海洋性デザイン様式・リュトン杯&円筒型容器 「アオイガイ&ホラガイ」モチーフ ![]() 出土遺跡:フェストス宮殿遺跡Phaestos Palace 表現:海洋性デザイン様式のリュトン杯、アオイガイ&海草の絵柄 年代:LMIB期・紀元前1500年〜前1450年 展示:HAM・登録番号5832/H260mm 現地:クレタ島・メッサラ平野 描画:大久保栄次 出土遺跡:ニロウ・カーニ遺跡・邸宅遺構House of Nirou Khani ・別称=「高位祭司の邸宅Mansion of High-Priest」 表現:海洋性デザイン様式の円筒型の容器、ホラガイ&海草の絵柄 年代:LMIB期・紀元前1500年〜前1450年 展示:HAM・登録番号7572/H180mm 現地:クレタ島・中央北部/イラクリオン市街地〜東方11km 描画:大久保栄次 GPS:35°19’51.50’’N 25°15’03’’E/標高5m IV-08 宮殿様式・大型ピトス容器 「両刃斧・ロゼッタ・植物性」モチーフ ![]() 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・西翼部・西貯蔵庫・第11号〜13号室 表現:宮殿様式Palace styleの大型ピトス容器、植物性デザイン&両刃斧・ロゼッタ紋様 年代:LMII期・紀元前1450年〜前1400年 展示:HAM・登録番号7757/H1,345mm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 後期ミノア文明LMIB期・紀元前1450年頃、クレタ島の三か所のミノア宮殿と無数の地方邸宅と庶民の町が、ギリシア本土からの「侵攻ミケーネ人」により相次いで徹底的に破壊された。 そうして、紀元前1375年頃にクノッソス宮殿が大火災で最終崩壊するまでの約75年の間に、「占領ミケーネ人」の統治下の東翼部・陶器工房の腕の立つ職人達は、「新宮殿時代」の”最後の文化の花”と言っても過言とならない、ミノア文明を象徴するに値する美しい陶器様式を確立した。それが “クノッソス宮殿の限定品” となる、当時東地中海域で「最も美しい陶器」と呼ばれた宮殿様式陶器Palace style Wareである。 IV-23 儀式・祭祀リュトン杯 ファイアンス陶器・「動物の授乳シーン」モチーフ ![]() 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・西翼部・聖域・神殿宝庫 表現:ファイアンス陶器の「野生ヤギの授乳」の像 年代:MMIIIA期・紀元前1600年頃 展示:HAM・登録番号69/L190mm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 IV-33 テラコッタ製塑像 「リラ演奏・ダンスを踊るミノア女性たち」 ![]() 出土遺跡:ミノア文明最大の「庶民の街」・パライカストロ遺跡・ブロックΔ 表現:テラコッタ製塑像・「ダンスを踊るミノア女性達」、中央女性=リラの演奏 年代:LMIIIA2期・紀元前1350年頃 展示:HAM・登録番号3903 現地:クレタ島・最東部/シティア市街地〜東方16km 描画:大久保栄次 GPS:35°11'42''N 26°16'32''E/標高10m〜15m V-04 レリーフ(浮彫)フレスコ画 「ミノアの王女Minoan Princess」 ![]() 出土遺跡:プッシーラ遺跡Pseira・神殿遺構 表現:レリーフ(浮彫)フレスコ画 「ミノアの王女Minoan Princess」 年代:LMIB期・紀元前1500年〜前1450年 展示:HAM 現地:クレタ島・東部北海岸・エーゲ海沖/アギオス・ニコラオス市街師〜東方13km 描画:大久保栄次 GPS:35°11'08''N 25°51'51''E/標高15m V-12 フレスコ画 「キジを狙う野生ネコWild Cat aiming for pheasant」 ![]() 出土遺跡:アギア・トリアダAgia Triada遺跡・準宮殿・フレスコ画の部屋Room of the Fresco 表現:フレスコ画・ツタの生える岩場で「キジを狙う野生ネコ」 年代:LMIA期〜LMIB期・紀元前1550年〜前1450年 展示:HAM/L40cm 現地:クレタ島・メッサラ平野 描画:大久保栄次 GPS:35°03’33’’N 24°47’35’’E/標高35m V-13 フレスコ画 花咲く岩場に佇む「青い鳥Blue Bird」 ![]() 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・フレスコ画の邸宅House of the Fresco 表現:フレスコ画・花咲く岩場に佇む「青い鳥」Blue Bird(部分) 年代:LMIA期・紀元前1550年〜前1500年 展示:HAM/H60cm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 VI-02 カーネリアン製印章 「雄牛の腹部を襲撃するライオン」モチーフ ![]() 出土遺跡:ザフェール・パポウラ遺跡・共同墓地・横穴墓99号墓 表現:カーネリアン製・ビーズ形式の印章・雄牛の腹部を襲撃するライオン 年代:LMII期?紀元前1450年〜前1400年 展示:HAM・登録番号687/縦W約18mm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 VI-11 粘土印影、「従順なライオンと威厳の調教師」の絵柄 ![]() 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・西翼部・聖域・神殿宝庫Temple Repositories 表現:粘土印影、従順なライオンと威厳の調教師の絵柄 年代:LMIIIA1期・紀元前1375年頃(クノッソス宮殿・崩壊時) 展示:HAM・登録番号383/W21mm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 多くの遺跡から強者の象徴たる「ライオン」を刻んだ色々な印章&粘土印影の出土例があるが、クノッソス宮殿遺跡・神殿宝庫Temple Repositoriesから出土した縦21mmの「ライオン&調教師」の粘土印影では、従順そうなライオンの脇に立つ一人の調教師は、羽根飾りの付いた三角帽子(orヘルメット)を被り長い棒を持っている。 この粘土印影の年代は、クノッソス宮殿が最終崩壊した時、後期ミノア文明LMIIIA1期・紀元前1375年頃だが、当然、印章はそれより以前に製作されたはずである。印章技法とモチーフの流行からの推定では、印章はその100年以上前、紀元前1500年頃に作られたと研究者は判断している。 VII-03 水晶薄板絵・「雄牛跳び」の絵柄&水晶製リュトン杯・金装飾 ![]() 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・西翼部・王座の間・内部聖所Inner Shrine of Throne Room 表現:水晶薄板絵、「雄牛跳びor 雄牛狩り」の絵柄 年代:MMIIIA期〜LMIB期・紀元前1625年〜前1450年 展示:HAM・登録番号37/最大L35mm・W55mm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 出土遺跡:ザクロス宮殿遺跡・西翼部・宝庫Treasure Room 表現:「水晶のリュトン杯」、肩リング=金箔表装 年代:LMI期・紀元前1500年頃 展示:HAM・登録番号2721/H160mm 現地:クレタ島・最東部 描画:大久保栄次 VIII-06 線文字B粘土板 「二輪戦車」&「サフラン」 クノッソス宮殿遺跡・西翼部、聖域区域Sanctuaryの入口となる石製ベンチの控え室の南側一帯は、特に崩壊が激しい場所である。控え室の直ぐ南側に小部屋があり、さらに南側に正方形の小部屋が配置されていた。Sir Arthur John Evansの発掘作業では、この小部屋〜東隣の通路付近から、二輪戦車や馬や鎧(よろい)やサフランの花などが刻まれた線文字B粘土板が発見されている。 最も良く知られた線文字B粘土板 「二輪戦車Chariot」の表意訳では、「鎧をまとった湾岸労働者(人名)は二頭立て二輪戦車を操縦する/Richard Vallane Janke (2016)」とされる。 ![]() 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・西翼部・聖域 表現:ミケーネ文明の文字・線文字B粘土板 「二輪戦車」 年代:LMIIIA1期・紀元前1375年頃 展示:HAM・登録番号1609/L100mm 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・西翼部・聖域 表現:ミケーネ文明の文字・線文字B粘土板 「サフラン」 年代:LMIIIA1期・紀元前1375年頃 展示:HAM 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 IX-05 象牙製宝飾品 「チョウ」&「羽ばたく鳥」モチーフ ![]() 出土遺跡:ザクロス宮殿遺跡Zakros Palace・西翼部 表現:象牙製の宝飾品 ・左=チョウの形容・HAM・登録番号323 ・右=岩場で羽ばたく鳥の形容・HAM・登録番号145/H80mm 年代:MMIII期〜LMI期・紀元前1600年〜前1450年 現地:クレタ島・最東部 描画:大久保栄次 最東部のザクロス宮殿遺跡Zakros Palace・西翼部からは、チョウが静かに佇む姿を形容した作品、さらに岩場で羽ばたく大型の鳥を彫刻した板状の作品、いずれも象牙製の上質な宝飾品が見つかっている。 宮殿西翼部からは輸入された象牙の原木も出土していることから、中東地域やエジプト文明との交易の最前線、輸出入品の取扱港であったザクロス宮殿には、象牙の原木〜加工を行う熟練した職人が活躍していたことを連想させる。 X-05 青銅製 「色々な道具Bronze Tools」 ![]() 出土遺跡:カメシオン(カマイジーChamesion/Chamezi)遺跡 表現:青銅製・道具類(両刃斧・手斧・包丁)と短剣 年代:EMIII期・紀元前2200年〜前2000年? 展示:HAM 現地:クレタ島・東部/シティア市街地〜南西9km 描画:大久保栄次 GPS:35°10’03.50’’N 26°01’07’’E/標高500m 出土遺跡:クノッソス宮殿遺跡・北の邸宅House of the North ・上=青銅製の穴付き・鐇(手斧 ピック) 年代:LMI期・紀元前1500年頃 展示:Ashmolean Museum, U. Oxford (UK)・登録番号1910-181/L310mm ・Sir Arthur John Evans 寄贈(1910年) ・下=青銅製の両刃斧、ヘルメットの紋様 年代:LMII期・紀元前1450年〜前1400年 展示:HAM・登録番号371/L180m 現地:クレタ島・中央北部 描画:大久保栄次 ---------- |
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